スーパーで美味しそうだと思って買った桃、食べたら思ったより甘くなくてガッカリしたことはありませんか?

奮発して買った桃が甘くなかった時はほんとガッカリするんだよね。



捨てるわけにもいかず、甘くない桃を食べるのはちょっとストレスです。
でも大丈夫!ちょっとしたコツで桃はもっと甘く、おいしく楽しめます。
この記事では、砂糖やはちみつを使った簡単な方法や、追熟のポイント、甘い桃の選び方まで、家で気軽に試せるテクニックをまとめてご紹介します。
ぜひ参考にして、旬の桃を存分に味わってみてくださいね。
すぐできる!桃を甘くする5つの方法
買った桃が甘くなくてガッカリしたことはありませんか?
スーパーに美味しそうに並んでいたのに、いざ食べたら期待外れ…。
そんな「ちょっと残念な桃」を我慢して食べるのはストレスですよね。
そこで今回は、すぐに試せる「桃を甘くする方法」を7つご紹介します。
手軽な工夫で、もっと美味しく桃を楽しみましょう。
砂糖やはちみつ、レモンをかける
一番手軽なのは、砂糖やはちみつをかけて甘さをプラスしたり、レモンで甘みを引き立てる方法です。
簡単にできるうえ、はちみつの風味やレモンのさわやかな酸味が加わり、桃をよりおいしく楽しめます。
砂糖やグラニュー糖をかける場合は、カットした桃に小さじ1/3〜1/2程度をまぶして軽く混ぜてしばらくおいておくと砂糖が桃に馴染んできます。
塩をかける
桃本来の甘さをしっかり引き出したい方には、塩をひとつまみかけるのもおすすめです。
甘さとは逆の塩を使うことで甘みがより際立ち、シンプルなのに驚くほどおいしく味わえます。
横方向にカットする
桃の繊維はおしり(果頂部)から枝元に向かって縦に走っています。
横方向にカットして繊維を断つように切ると、果汁がより出やすくなり、ジューシーさが増すのでおすすめです。
皮ごと食べる
桃は皮ごと食べられる果物です。皮にはカテキン、ビタミンE、ナイアシンなどの栄養素が豊富に含まれ、皮の近くの果肉が一番甘いともいわれています。
産毛をしっかり処理するなど注意は必要ですが、丸ごと食べるのも甘さを楽しむ方法のひとつとしてぜひ試してみてください。
- 無農薬やオーガニックの桃を選ぶ
- 産毛は流水でしっかり落とす。さらにキッチンペーパーで優しく擦る
加熱する
桃を甘くする方法のひとつに、電子レンジでの加熱があります。加熱することで果糖が生成されて甘みが増し、皮もむやすくなります。
桃そのものを楽しむのも良いですが、加熱調理することでまた違った桃の甘みや香りが引き立ち、スイーツのような贅沢な味わいが楽しめます。
- 桃(2個)をカットし、耐熱皿に並べる。
- 砂糖(大さじ3)を桃全体に振りかけ、水(300ml)とレモン汁(大さじ2)も加える。
- ラップをかけてレンジ(500w)で3分加熱。
- 粗熱が取れたら保存容器に入れて冷蔵庫で冷やす
- 桃(2個)を皮を剥いて一口大にカット
- 鍋にカットした桃と砂糖(200g)を入れて中火で煮る
- 砂糖が溶けたらレモン汁(大さじ1)を加えて混ぜながら15分ほど煮詰める



コンポートやジャムを炭酸で割ってドリンクにしてもおいしいよ!
他にもバターや砂糖を使ってカラメリゼを作ってアイスクリームに添えたり、オーブンで焼いてワッフルやホットケーキのトッピングにするのもおすすめです。
時間をかけて桃を甘くする方法
熟して柔らかい桃はすぐに食べるのがおすすめですが、少し硬さが残っている場合は、常温で追熟させて甘みを引き出すとよりおいしく楽しめます。
桃を追熟させるためのコツやポイントは以下の通りです。
- 常温で保存する
- 乾燥を防ぐために包む
- 直射日光を避ける
- エチレンガスを活用する
- 食べごろを見極める
それぞれ詳しくみていきましょう!
常温で保存する
桃を追熟させるには、常温での保存が大切です。
理想的な温度は25度前後で、クーラーを軽く効かせた涼しい部屋くらいが目安です。
冷蔵庫に入れると追熟が止まるので、食べごろになるまでは常温で保存しましょう。
乾燥を防ぐために包む
桃はとても傷つきやすく、デリケートな果物です。
そのまま置くと接触部分が傷んだり乾燥してしまうことがあるため、新聞紙やキッチンペーパーで1個ずつ包むのがおすすめです。
こうすることで果実同士のぶつかりによる傷を防ぎ、適度な湿度を保って乾燥を防止できます。
追熟させる際にも、このひと手間が桃をきれいでおいしい状態に保つポイントです。
直射日光やエアコンの風を避ける
桃を保存する際は、直射日光の当たらない風通しの良い場所を選びましょう。
エアコンの風が直接当たると乾燥してしまうため注意が必要です。
廊下や北側の部屋、冷暗所など、できるだけ涼しくて風通しの良い場所に置くことが、桃をおいしい状態で追熟させるポイントです。
エチレンガスを活用する
エチレンガスは果物を熟させる働きがある植物ホルモンで、バナナやリンゴは特にたくさん出す代表選手です。
このエチレンのおかげで、ほかの果物も早く追熟させられます。
一緒に置くときはビニール袋などに入れて密閉すると、エチレンがしっかり行き渡ってより効果的です。
食べごろを見極める
買ったときの桃の状態にもよりますが、追熟の目安はだいたい常温で2〜3日くらいです。
桃はお尻のほうから柔らかくなっていって、最後にヘタの周りが柔らかくなります。
食べごろをチェックするときは、ヘタのまわりが柔らかくなっていないか触ってみてください。
香りがしっかりして、お尻の部分に少し透明感が出てきたら食べごろです!
甘さを見極めるコツ!桃の選び方ガイド
桃を選ぶとき、「せっかく買ったのに甘くなかった…」なんて経験はありませんか?
ここでは、甘くておいしい桃を見極めるためのポイントをわかりやすくご紹介します。
色や香り、形など、ちょっとしたコツを知っておくだけで、ハズレなしの桃選びができるようになりますよ。
見た目や色
桃を選ぶときは、まず見た目や色をチェックしましょう。
全体がしっかり色づいていて、濃いピンクや赤みがあるものは甘いことが多いです。
逆に、青っぽいところが多いものはまだ硬くて甘さが足りない場合も。
色が均一でつやっとしている桃を選ぶと、しっかり熟して甘さを楽しめますよ
香り
桃を選ぶときは香りも大事なポイントです。
甘くて熟した桃は、ふわっと広がる甘い香りがしっかり感じられます。
逆に香りが弱いものは、まだ熟していないことが多いです。
お店で手に取ったときに、ほんのりでも甘い香りがするものを選ぶと、当たりの確率がぐっと上がりますよ。
形や触った感触
形や触った感触も甘い桃を選ぶポイントです。
ふっくら丸く、左右対称でバランスがいいものは中までしっかり熟していることが多いです。
軽く触ったときに少し弾力があれば食べごろのサイン。
硬すぎるものはまだ追熟が必要で、柔らかすぎるものは傷みが進んでいることもあるので、適度な柔らかさを選ぶのがコツです。



桃はデリケートなので押して傷をつけないよう気をつけてね!
糖度
桃の甘さを決める大きな要素が「糖度」です。
平均的な桃の糖度はおよそ11度前後ですが、より甘いものが好みなら糖度12度以上と表示されているものがおすすめです。
特に糖度が高く、甘さがしっかり感じられる品種は以下になります。
ただし、甘さだけでなく酸味とのバランスもおいしさの大事なポイント。品種や栽培方法によっても糖度は変わるので、ぜひ自分の好みに合った桃を見つけて楽しんでみてください。
まとめ
桃を甘くする方法は、ちょっとした工夫でおいしさをぐっと引き出せます。
砂糖やはちみつ、レモンをかけるなどのすぐ試せるテクニックから、常温での追熟やエチレンガスを活用した方法まで、用途やタイミングに合わせて選ぶのがおすすめです。
さらに、見た目や香り、触感などをチェックして甘い桃を選ぶコツも知っておくと、ハズレなしの桃選びが楽しめます。
ぜひ自分好みの方法で、旬の桃をおいしく味わってくださいね。