米油とサラダ油どっちがいい?違いや特徴・料理別の使い分けを解説!

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「米油とサラダ油って、どっちがいいの?」と思ったこと、ありませんか?

最近は健康志向の人の間で「米油」が注目されていますが、昔からおなじみの「サラダ油」との違いって、意外と知られていないかもしれません。

そこで米油とサラダ油について調べてみたところ、実はこの2つ、味や特徴はもちろん、向いている料理までけっこう違うんです。

この記事では、それぞれの油の特徴や違いをわかりやすく紹介しながら、料理別のおすすめの使い方もまとめてみました。

「どっちを使えば失敗しない?」「お菓子作りには?」そんな疑問をスッキリ解決できる内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

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目次
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米油とサラダ油どっちがいい?

米油とサラダ油どっちがいい?

「米油とサラダ油、どっちが体にいいの?」と悩む方は多いと思いますが、使う人の目的や価値観によって異なるため、一概にどちらが良いとは言い切れません。

特にポイントとなるのは以下になります。

  1. 値段
  2. 健康面
  3. 料理との相性や好み

それぞれの目的によって上手く使い分けることで、より豊かな食生活が楽しめるはず!

それぞれ詳しく解説していきます。

米油とサラダ油はどっちが安い?

米油とサラダ油はどっちが安い?

油を選ぶうえで、「体にいいのはどっち?」と同じくらい気になるのが値段の違いですよね

毎日使う調味料だからこそ、コスパも重要なポイントです。

サラダ油と米油の値段を比較すると、一般的にサラダ油は米油よりも安価です。

1リットルあたり平均価格で比較してみると、サラダ油は300円〜500円程度、一方米油は800円〜1,200円が相場です。

米油は米ぬかを原料とする希少性の高い油で、原料の調達や製造工程にコストがかかるため、サラダ油と比較すると高くなっています。

コスパ重視なら、サラダ油の方がおすすめですね。

米油は危険?トランス脂肪酸との関係も解説

米油は危険?トランス脂肪酸との関係も解説

続いては健康面について。

「米油は健康に良い」と一般的には言われていますが、米油について調べている「体に悪い」「デメリット」っといったマイナスワードが出てきます。

体に良いのか悪いのか、これはめちゃくちゃ悩みます。

そこで「体に悪い」と言われる理由についてまとめてみました。

米油が体に悪いと噂される理由
  1. トランス脂肪酸が含まれているから
  2. 油を抽出する際に使われる溶剤が身体に有害だから
  3. 遺伝子組み換えの原料を使っているから

それぞれ噂の真相について詳しくみていきましょう。

①トランス脂肪酸が含まれているから

トランス脂肪酸とは、不飽和脂肪酸の一種で、液体の植物油を固体にするための水素添加処理によって生成され、マーガリンやショートニングなどの加工食品に多く含まれています。

トランス脂肪酸が「体に悪い」「危険」と言われる理由は以下の通りです。

  • 悪玉コレステロール(LDL)を増やす
  • 善玉コレステロール(HDL)を減らす
  • 心臓病・動脈硬化のリスクを高める
  • 肥満や糖尿病の原因にもなる可能性がある

ただ、米油を製造する際にトランス脂肪酸が発生することはありますが、ごく微量なため過剰に摂取しないかぎりは問題ありません。

健康に良いからといって過剰摂取にならないよう注意が必要です。

②油を抽出する際に使われる溶剤が身体に有害だから

植物油の抽出方法には圧搾法と溶剤抽出法があり、溶剤抽出法で使用される溶剤「ノルマルヘキサン」が体に有害だからというのが理由です。

ノルマルヘキサンとは、石油由来の揮発性溶剤で、主に植物油の抽出や溶剤として広く使用されています。

石油由来って聞いただけで「体に悪そう」と思ってしまいますが、日本では食品衛生法に基づいて、溶剤は抽出後に高温加熱処理され、ほぼ完全に揮発・除去されるよう義務付けられています。

日本国内で販売されているものは国の安全基準をクリアしているものなので、健康に害を及ぼす心配はほとんどありません。安心してお買い求めください!

どうしても気になる方は、「圧搾法」と明記された米油を選ぶことで安心して使うことができます。

③遺伝子組み換えの原料を使っているから

サラダ油に多く使われる大豆油や菜種油(キャノーラ油)は、世界的に見ると遺伝子組み換え作物を原料とするケースが多いです。

しかし、米油の主な原料は国産の米ぬかで、遺伝子組み換え品種の稲は日本では商業利用されていません

「遺伝子組み換えの原料を使っているから」というのは全くのデマです!!

基本的に植物油のように製造過程でDNAやたんぱく質が除去される場合は、表示義務の対象外になるため、パッケージに「遺伝子組み換え」と明記されていないことがほとんどみたいです。

それでも気になる方は、オーガニック製品を選ぶのがおすすめです。

米油とサラダ油の料理別おすすめの使い方を紹介!

米油とサラダ油の料理別おすすめの使い方を紹介!

毎日の料理に欠かせない「食用油」。

でも、米油とサラダ油ではどんな違いがあって、どの料理に向いているのか意外と知られていないかもしれません。

ここでは、揚げ物・炒め物・お菓子作りなど、料理のジャンルごとにそれぞれの油の特徴を比較しながら、おすすめの使い方をご紹介します。

揚げ物に向いているのはどっち?

揚げ物に使う油は「カラッと揚がるか」「風味が重くならないか」がポイントですよね。

結論から言うと、揚げ物には米油のほうがおすすめです。

米油は高温加熱に強く、酸化しにくい性質があり、揚げ物でも油臭さが出にくいのが特徴です。

さらに、カラッと軽い仕上がりになりやすく、時間が経ってもべたつきにくいと好評です。

サラダ油も揚げ物に使えますが、酸化しやすいため、何度か使い回すと油の劣化が進んでしまいます。

酸化した油は体に良くないため、揚げ焼きなど1回しか使わないような調理に向いています。

炒め物や焼き物には?

炒め物や焼き物では、どちらも使えますが、仕上がりの好みで選ぶのがおすすめです。

米油はクセがなくサラッとしているので、野菜炒めや卵料理など素材の味を生かした料理にぴったりです。

油の香りが主張しないので、シンプルな料理に特に向いています。

一方、サラダ油は加熱するとほんのり香ばしさが出るので、肉や魚などを焼く料理には相性が◎

風味が欲しい料理には、あえてサラダ油を選ぶのもアリです。

お菓子作りには?

お菓子作りに使う油は、香りや仕上がりの軽さが大事なポイントです。

米油は無味無臭でクセがなく、バターやバニラなどの香りを邪魔しないので、パウンドケーキやマフィン、クッキーなど幅広い焼き菓子に適しています。

サラダ油も使えますが、油臭さが気になる場合や、焼き上がりが重く感じることもあるため、繊細な風味を大切にしたいお菓子にはやや不向きなことも。

米油とサラダ油は混ぜても大丈夫?

米油とサラダ油は混ぜても大丈夫?

「米油が少ししか残ってないからサラダ油と混ぜて使っていいのかな…?」なんてふと疑問を持つ方も多いかもしれません。

結論から言うと、米油とサラダ油を混ぜて使っても問題ありません。

どちらも植物由来の油なので、一緒に使っても化学反応を起こしたり、健康に悪影響を与えるような心配は基本的にありません

混ぜて使うことで得られるメリットや注意点を確認しておきましょう!

混ぜて使うことで得られるメリット
  • コストが抑えられる
  • どんな料理にも使いやすくなる

米油はサラダ油に比べると少し割高なので、両方をブレンドして使用することでコストが抑えられます。

また、両方の油のいいとこ取りをすることで、料理の仕上がりにも影響があります。

【揚げ物】
米油7割・サラダ油3割のブレンドがおすすめ。カラッと揚がって、軽やかな食感になります。

【炒め物】
同量を混ぜて使うと、食材の味が引き立ち、食べた後も重くならない。

【ドレッシング】
米油を少なめにしてサラダ油を多めに使うと、さっぱりとした風味のドレッシングが作れます。

注意点としては、

  • 古い油に新しい油を混ぜない
  • 使い回す際は油の味や匂いなど劣化状況をチェックする

に気をつけて下さい。

米油とサラダ油を上手に使えば健康に気をつけながら節約することも可能なので、注意点を押さえつつ上手に使っていきたいですね。

米油とサラダ油は代用できる?

米油とサラダ油は代用できる?

料理中に「サラダ油が切れてた!でも米油ならある…」「このレシピ、米油って書いてあるけど、サラダ油で代用できるかな?」と悩んだことはありませんか?

結論から言うと、米油とサラダ油は代用可能です。

どちらもクセが少なく、加熱調理に向いている植物油なので、レシピで指定されている油が手元になくても、大きな失敗になることはほとんどありません。

特にお菓子作りでは、無味無臭の米油の方が仕上がりが軽くて好まれますが、それ以外の炒め物や焼き物なら多少風味が出ても気にならないのでサラダ油での代用も十分アリです。

米油とサラダ油は代用OKですが、「どんな仕上がりにしたいか」といった好みによって、使い分けるとさらに満足度の高い料理になります。

手元にある油で代用しながら、少しずつ自分の料理スタイルに合った使い方を見つけてみてくださいね♪

まとめ:米油とサラダ油、うまく使い分けるのがコツ!

米油とサラダ油、どっちがいいか?と聞かれると、正直なところ「使い方次第!」というのが答えです。

  • 健康を気にするなら、酸化に強くて成分も優秀な米油
  • コスパ重視で手軽に使いたいならサラダ油
  • 揚げ物には米油、炒め物や焼き物には好みに合わせて
  • お菓子作りにはクセのない米油がベスト

といった感じで、料理や目的に合わせて上手に選べば、どちらの油もじゅうぶん活躍してくれます。

米油とサラダ油はブレンドしてもOKなので、うまく使い分けるのが毎日のごはんをもっと楽しくするコツかもしれません♪

ぜひ、あなたのライフスタイルに合った油の使い方を見つけてみてくださいね。

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